【梅田店】11Fツクル・ナオスのお悩み解決商店「防災士になりました!」①

こんにちは!

梅田店11Fツクル・ナオスのお悩み解決商店 店主の岡田です。

以前からチャレンジしていた 「防災士」 の資格を取得することが出来ました!

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「防災士」って聞いた事ありますか?防災士とは、

「"自助" "共助" "共働" を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を修得したことを、日本防災士協会が認証した人」

つまり皆さんと一緒に防災力を高めていきましょう!という人です。

これからお付き合いの程よろしくお願いします!

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さてまず"自助"です。自分の安全は自分で守るのが防災の基本です。

私はどうでしょうか?自分自身で身の周りを調査してみましょう。

まず家の中は安全でしょうか?

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家の中の防災対策はまず 地震対策 です。家具の転倒防止対策から見ていきましょう。

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このクローゼットは天井との突っ張りタイプの転倒防止器具が付けられていますが、突っ張りが緩んで天井に密着していませんでした。

たまにはチェックしないといけませんね。

上部に物が置かれているのも良くないです。この近くで寝る人が居るので、地震の時家具の下敷きにならなくても箱が落ちてきたら危ないですからね。

この部屋には姿見もあります。これの転倒防止対策はどうすればいいのでしょう。

姿見は鏡なので倒れたら危ないのですが、姿見専用の転倒防止器具は無いような気がします。チェーンやロープで壁とつなぐくらいしかないのでしょうか。今後の課題です。

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次は食器棚です。地震の時は中の食器が飛び出して窓のガラスも割れるので危険です。

扉が開かないようにする器具や、ガラスが割れないように貼るシートなどが売られているのですが、何もしていませんでした。しかも食器棚の上には物がいっぱいで、隣の棚の上には砥石とか包丁までおいてあります。

地震の時に台所に誰も居ないことを祈るのみです。

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シンクの上の収納スペースの扉は、地震の時に扉が開かないように「耐震ラッチ」が付いています。扉下部のラッチ部分を少し引っ張りながらでないと開かない構造で、地震の時の食器の飛び出しを防いでくれます。

でも長い間使っていて緩んできたようで、ラッチ部分を引っ張らなくても開いてしまいました。

これでは地震の時扉が開いて中の食器が飛び出してしまいます。

ラッチの位置を調整して直しておきました。これで安心。

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本棚の上です。

転倒防止器具はつけてないと思っていましたが、貼り付けるタイプのがついていました。本当は2個一組で付けるのですが1個だけですね。

ゆすってみましたが外れなかったので効果はあるようです。

天井との突っ張りタイプの転倒防止器具よりもすっきりしています。

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別の本棚です。ここは転倒防止器具が付いていませんでした。そして上に大きな木箱が置いてあります。

一見危ないのですが、実はこの木箱が転倒防止器具の代わりをしているので意外と安全なのです。

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木箱と天井のすきまがほとんどない所に注目です!家具が前に倒れようとしても木箱が突っ張り器具の替わりをしてくれるのです。

わかりにくいので図にしてみました。

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とは言え、地震の振動で上の木箱が落ちる可能性もあるので、キチンと転倒防止器具をつけるに越したことはありません。

次に、非常持ち出し袋を調べてみました。

右上の普通の布のカバンに入れてあります。久しぶりに中身を全部出してみました。

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個々の説明は長くなるので、まずダメだったところ。

「ラジオの音が出なかった」「手回し充電器のジャックが今はあまりないミニUSBだった」

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これはもう今一押しのハンズオリジナルの「STAYER 手回し充電式ラジオライト」に変更します。

これならラジオ、手回し充電器、ライト、ソーラー充電も出来ます。

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次にオススメなところ。

「小銭を含む現金」「軍手と革の手袋」

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これはお勧めです。阪神淡路大震災で被災した時、復旧して来て買い物したりバスに乗ったりする時に相手方もお釣が無くてお互い困った経験があります。今はどうなのでしょう、被災地で電子マネーは使えるのでしょうか?

軍手は片付けの時に役立ちますが、布の軍手では木のトゲが刺さったり破れたりするので革の方がいいです。もっとごつい作業用の方がいいのですが。

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もう一つの防災セットは、いつもカバンの中に入れて持ち歩いているものです。ハンズオリジナルの「帰宅困難書支援セット」と同じ目的のものになります。

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私の場合はハサミやカッターなどの道具も入れています。防災と関係なくカバンに入れておくと何かと便利なので。

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もう一つは人工呼吸補助具です。

防災士になるにあたって消防署や日本赤十字社などが主催する救急救命講習を受講して心肺蘇生の方法やAEDの使い方などの講習を受けました。

実際に使う場面に出くわしたら冷静に使えるかどうかは不安ですが、救急救命が必要な場面にもし出会ったら役立てるようにと思って人工呼吸補助具を追加防災セットに追加しました。

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その他にもいろいろ自宅での防災対策用品をチェックしてみました。

長期保存食とか水とか・・・家族の人数×3日分には全然足りていない・・・

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今回改めて家の中をチェックして、防災対策が出来ているところと出来ていないところが良く分かりました。

皆様の家にも防災用品が備蓄されていたり、日常使っているもので災害時に役立つ物があると思います。アウトドアがお好きな方は災害時にも役立つものがたくさんあります。それらが古くなっていないか、使える状態か、すぐ持ち出せるか、今の季節に合っているか等を点検してみてはいかがでしょうか。いろいろと発見があると思います。私はいっぱいありました。

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次回は「防災士になりました!」② "共助"について。

集合住宅での防災対策や職場での防災対策、自分の住んでいる自治体での防災対策についてのお話をさせていただこうと思います。

梅田店オカシュー

「これ、自分で直せないかな」「これ、もっと使いやすくできないかな」それ、できるかも!ちょっとぐらい失敗したって、自分でやったことなら納得できるはず。チャレンジするDIY心を持つ方を精一杯応援いたします。

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